フローリングというのは、生活する上でもっとも多く使用する場所ですから、傷もつきやすく、目に付きやすい場所です。とくに、フローリングが剥がれてしまうと、足の裏を怪我してしまう可能性もありますから、修理が必要となります。一般的に、フローリングの寿命は10～20年程度で、使用状況によっては、表面の塗装が剥がれたり、ひび割れてしまう場合があります。また、紫外線によって、変色してしまうこともあり、見た目の美しさも劣化してしまいます。
特に、キャスター付きの椅子を長年使い続けていると、徐々にフローリングが剥がれてしまいます。そのほかにも、キッチンやトイレなどは、日常的によく水を使う場所ですから、徐々に水分を吸ってしまい、腐食してしまうケースもあります。浅い傷や凹みは、自分でも修理をすることは可能ですが、自分では修理が難しい場合には、プロに依頼した方がよいでしょう。プロの修理は、化粧版が剥がれている部分の表面を整えてから、エポキシパテで埋めたり、剥がれる箇所にパテをもり補修を行います。
パテで凹みを埋めたあとは、色や木目を復元させるために、塗装していきます。剥がれが小さい場合には、剥がれた箇所に接着剤を含浸させて、補修を行っていきます。また、手間をかけずに、そのままの見た目で補修を行う場合には、化粧版を張り替えるという方法が簡単ですが、同じ色の化粧板を手に入れるのが困難という問題もあります。フローリングを長持ちさせるためには、年に1度はワックスをかけることが大切です。
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