外壁塗装工事を行うことで、新築のような美しさを取り戻せるだけでなく、塗装前にひび割れなど劣化した部分を補修するので、家を長持ちさせることができます。外壁塗装に使う塗料の種類は複数あり、種類によって外壁塗装工事の費用がかわってきます。費用を安く抑えたい場合は、アクリル系塗料がいいでしょう。アクリル系塗料は、価格が安いですが耐久年数が短いので、小まめに塗料の色を変えて、家の雰囲気を変えたい方におすすめです。
シリコン系塗料は、費用対効果が高い塗料で、価格と耐久性のバランスが良いため、最も主流になっている塗料で人気も高くなっています。耐久年数は13年ほどですから、一度塗装を行えば、当分メンテナンスを行う必要がありません。そしてフッ素系塗料は、耐久年数が長く撥水性があるので汚れにくい高機能な塗料ですが、費用が少し高めに設定されています。長期的に考えると1年あたりの価格はさほど高くありませんから、経済的に優れている塗料です。
その他に、遮熱塗料があります。遮熱塗料は、太陽熱をはじく効果があるので、外壁の表面温度が高くなるのを抑えて、家の中の温度を上げないようにブロックする効果があります。真夏などは、室内の温度が上がらないため、空調温度を上げることもでき省エネにもつながります。また、認定施工店でしか取り扱っていない光触媒塗料という次世代塗料があります。
太陽の光で汚れを浮かせて雨で洗い流すので、汚れが付きにくく、さらに空気を浄化する効果もある非常に高機能な塗料です。施工費用がかなり高いですが、環境問題に関心がある方にはおすすめです。用途と予算によって適した塗料を選ぶといいでしょう。
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