外壁塗装の塗り替え時期

一戸建て住宅を持つ人は、家の外見が汚れてきたら外壁塗装を考えなくてはなりません。しかしただ汚れてきただけでは特に生活上は問題がないもの、そのため汚れが目立つだけで生活出来るのならそのまま放置してしまう人も少なくありません。しかし塗装というのは雨や風、紫外線から外壁を保護するいわば家の保護膜のようなものです。これが劣化してしまうと雨や湿気が外壁に侵入してしまうものであり、ひどいと雨漏りの原因になったり生活にも支障が出てくるもの、そのため定期的な外壁塗装の塗り直しは必要です。

塗装の塗り替え時期は壁の種類や条件地域によって異なるため時期を厳密に指定するのは難しいものです。モルタルやサイディングなど外壁材の耐用年数は20年から30年と言われていますが、表面の塗装の耐用年数はこんなには持ちません。外見が汚れてきたことを気にしなければ生活上の支障を感じないために外壁塗装は先伸ばしにしがちですが、深いひび割れや剥離現象が起きてしまうと家そのものを痛める事になり大変危険です。そのため理想の外壁塗装工事はヒビが現れる８年から１０年前後を目安に塗り直したほうが良いでしょう。

分かりやすく言うと表面の塗装を触ったとき、手に粉がつく状態なら劣化が進んでいるので塗り直しの時期です。またそこまで年数が経っていない新築の場合でも、2、３年経過したら外壁にヒビが入っていないかチェックをしてみましょう。海辺沿いの家、高速道路付近の家は外壁に影響が出やすく、早めのメンテナンスが必要になります。