フローリングにできた傷の修理

大切に扱っていてもできてしまうのがフローリングの傷。椅子や机の脚でできてしまう引きずり傷、モノを落とした時にできてしまうへこみ傷。こんな時どうやって修理しますか。ホームセンターではフローリングにできた傷を修理するキットが売っています。

色々なタイプがありますがクレヨンみたいなもの、樹脂を溶かしてへこみに充填し色をつけるものなどプロ顔負けの仕上がりも期待できます。使い方は至って簡単、傷の部分に色合いを合わせて塗っていくだけです。比較的浅い傷の場合、自分でチャレンジするというのもおすすめです。一方、自分では直せない傷はどうしたらいいでしょうか。

これはもうプロにお願いするしかありません。目立つ場所の修理や、色の薄いフローリングの場合、自分で直すにはハードルが高すぎます。プロの補修はどこに傷があったのか分からないくらいの仕上がりになります。傷の大きさにもよりますが、施工費は数万円と高額です。

一か所だけでも二万円近くするようです。床を張り替えることに比べれば安いものですが、賃貸の場合退去費の精算時に高額請求されるなんて言うことにもなりかねません。傷をつけないことが一番の対策となります。簡単にできる対策としてはフローリングにワックスを定期的に塗布することです。

すべての傷を防げるわけではありませんが、浅いひっかき傷や引きずり傷は防げます。そして見た目を美しい状態に保つことも出来ます。こうした簡単なことが長い目で見ると大切なのかも知れません。